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室生寺 (2000.12.28)

 

室生川の清流をさかのぼって朱塗りの太鼓橋を渡ると室生寺があります。8世紀の末期、興福寺の僧賢憬(けんえい)が勅命により建立し、高野山が女人禁制だったころ女性の参拝を許したことから「女人高野」と呼ばれています。4月下旬から5月上旬にかけて咲き誇るシャクナゲと秋の紅葉のころが美しいです。

室生寺の五重塔(国宝)は、1998年9月の台風7号による倒木で大きな被害を受けました。1999年2月に始まった修復作業は、2000年7月までかかりました。五重塔は奈良末期の創建で、日本で最も小さい可憐な塔として知られています。写 真は2000年11月25日に撮影したものです。NHKスペシャル「室生寺五重塔」を見て予備知識を得てからの拝観は感慨深いものとなりました。


表門

室生川と太鼓橋

金堂(国宝)

2000年7月に再建された五重塔

NHKスペシャルから得たにわか知識(1)
「斜めに長く突き出た太い材で塔の4隅を支えているのが隅木、並行に据えられているのが垂木(たるき)、その上にのる水平材が木負(きおい)という。」

言葉の説明
隅木(すみぎ):軒の角に向かって、斜めにつきだした材。
垂木(たるき):棟木から軒にわたす斜めの材で、屋根の裏板を支えるもの
木負(きおい):垂木の先端に水平方向(横)に置く。地垂木、飛えん垂木を用いて二軒とする場合に、両垂木の間に入る材。


倒れた杉の木の残骸
NHKスペシャルから得たにわか知識(2)
「修復の過程で、五重塔は平安初めの創建時は板ぶき屋根だったことが判明した。檜皮ぶきなら雨が当たらないはずの柱の下端まで、風雨にさらされた跡があったためだ。明治の修理の時は檜皮ぶきだったことがわかっているので、板ぶきから変わったのは江戸時代の改修の時とみられている。 檜皮ぶきと板ぶきでは軒の曲線が異なっていた。今回の修復時、この軒の曲線をどうするか、宮大工の瀧川さんは悩んで、両者の間をとったらしい。」
総高16.7m

NHKスペシャルから得たにわか知識 (3)
「五重塔に檜皮をふく作業 は、1999年11月から約 5ケ月かかった。長方形に切りそろえた檜皮を竹くぎでとめる。軒先に近づくほど、そし て軒先では中央より両端ほど、檜皮を厚くふき上げる。厚みの差で軒に反りができる。檜皮ならではのやわらかく、緩やかな曲線となる。檜皮ぶきのために、室生の檜500本が使われた。」
右の写真は皮をはがされた檜の木。


本堂 屋根から草が生えている

灌頂堂

急坂の石段(結構きつい!)をあがったところにある奥ノ院

左は 舞台造りの位牌堂

下は御影堂に住み着いているらしい一見「きつね」のような風貌の犬。係りの人から餌をもらっている。

駐車場にいた猫。
じゃれてきてかわいかった。
車にひかれないようにね。

 

 


 
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