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アマリリスの生け方

草木の生まれたち「出生(しゅっしょう)」と環境による変化「自然」を観察して、これらを生ける際に組み合わせることにより、それらしい姿を表現することができます。そのものらしく生けるために、池坊では数々の伝承をもっています。たとえば、アマリリスや水仙、おもと、リヤトリスなどの構成は、それらの出生に従って生けることが大切とされています。

アマリリスはもともと茎を直立させて花を開くのが常態で、和合して生じる葉の脇に、太い花茎がぬき出て花をさかせます。従って、斜めに傾くと安定をそこないます。この出生をとらえ、生花では花茎が太く花が大きいので数多くを生けることはせず、花は2本、和合した葉株を2株で整え、花は和合の外に位置つけることにより、より自然らしい感じに生けられます。

(生花正風体アマリリス
arranged by chizuru ishikawa, Feb.3, 1995)



   
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